私なりのアウトプット方法をご紹介します!
プログラミングを学ばれておられる方々は「自分が学んでいるメソッドなどの概念を上手く人に説明出来るのか?」「自分の中ではこの概念は理解出来ているが、言葉にすると上手く伝えられない」などと言った悩みを抱える方も多いと思います。
プログラミングは人に教えられるレベルに達した時点で理解したと言えると、私も日頃から教わってます。その領域を目指すためにも、日頃からアウトプットの機会を作っていくことをお勧めします!
以下、私のおすすめのアウトプット手順を5つに分けてご紹介いたします。
みなさまがアウトプット手段を模索される際のヒントの一つにでもなれれば幸いです。
私なりのアウトプット手順
⑴用意するもの
ノート2冊を用意します。(メモ帳などのテキストエディタソフトでもOKです)
一つはプログラミング学習中に出てくる用語を書き溜めるためのノート(以下、ノートAとします)、もう一冊はノートAに書いた用語の更に掘り下げた内容を記入していくためのノートです(ノートBとします)
⑵まずはノートに走り書きしつつ情報収集
ノートAにプログラミング学習中に登場した概念やメソッド名などの名前を書き、更にその語句の説明を1行程度で構いませんので簡単に書き留めておきましょう。自分しか見ないノートですので、字の丁寧さに気を配る必要は全くございません。
⑶知識をさらに掘り下げてみよう
学習にひと段落がついた時点で一度ノートAで集めた用語を振り返り、理解が出来なかった用語やアウトプットに使いたい用語を色々なWebサイトなどで良く調べましょう。
それをノートBに用語一つにつき一ページぐらいの長さになっても構いませんので、集めた情報をどんどん書き込んで行きましょう。その用語の意味の他にも「それを使う場面」や「メリット」などに注目してみることをおすすめします。
⑷集めた情報をまとめよう
ここで集めた情報をアウトプット向けにまとめて見ましょう。
⑶で集めた知識を活かして誰かに説明するつもりでまとめてみることがコツです。
以下、私なりの例です。
バリデーション
[定義]オブジェクトがデータベースに保存される前にオブジェクトの状態を検証する
[言い換え]データを保存する前にそのデータが無効なデータでないことを検証する
[使い方]モデル内のファイルに「validates :name, presence: true」などと記載。
[メリット]無意味なデータや想定外のデータの登録を防ぐことでサーバー管理者側から見て正しいデータだけを保存することが出来る。その結果、テストやメンテナンスの実行が簡易化する。
これらの各情報は様々なサイトを巡って集めたものです。
物事を色々な角度から捉えて、さらにご自身なりのやり方で誰かに説明するつもりでまとめてみると考えもスッキリします。
⑸実際にアウトプットしていこう
日常にもアウトプットの場は溢れてます。ツイッターやブログなどがその一例ですね。
そこでそれらのサイトなどを使って上記の⑴〜⑷の過程でまとめた知識を実際に他の人の前でアウトプットして見ましょう。
日常的にアウトプット出来る場を設けることが出来れば、次にアウトプットする機会のために普段から知識を蓄えていく習慣が出来ます。
これを続けていくことで、どんどんアウトプットする力は伸びていきます!
参考にしたアウトプット向けの書籍
「アウトプット大全」 樺沢紫苑 著 サンクチュアリ出版 発行 ページ数:269
この本では科学的な根拠に基づいた様々なアウトプット方法が数多く紹介されています。例えば話す、挨拶をする、書くなどと言った日常的な動作や質問をする、説明をする、要約をするなどの様々な行動を行う際に「この様に意識すればアウトプット方法を鍛えることが出来る」ということを図や表などを用いて分かりやすく説明してくれます。
また、ツイッターやブログを使ったアウトプットに関しましても詳しく記載されているため、これからツイッターやブログを初めてみたい!と考えておられる方にもオススメできる本です。