読書をするメリット、面白さを教えてくれる「読書の先生」と呼べる本をご紹介!
「読書力」 斎藤孝 著 岩波書店 発行 ページ数:210
⑴内容紹介
読書を行うことの意義やそれにより得られる利点など、
読書を行うという行為のメリットや読むべきお勧めの本などが
これでもかと言うほど詳しく解説されている。
例えば、日常的に読書を行うことで自己形成を行い、
コミュニケーション能力も磨けるというものである。
そして読書をスポーツと見立てると言う独自の読書技法をこの本で学ぶことで、
普段本を読まない方々でも活字本に徐々に慣れていけると述べられている。
⑵感想など
私がこの本に出会ったきっかけは大学受験生だった頃に、
国語教師に勧められたことがきっかけです。
それまで私は活字本を読む習慣はありませんでした(苦笑)
この本の文中で私に大きく影響を与えたフレーズが2つあります。
「読書をするということは、あらゆる分野の専門家が
直接あなたに対して物事を教えてくれるということと同様だ」
「読書は人間の幅を広げ、器を大きくする。
それは優れた他者を数多く自分の心に持つということだ」
当時の私にはこれらの考え方が胸に刺さりました!
その後、読書に対する考え方が大きく変わり
今でも少しの時間があれば本を読み始める習慣が身についてました。
読書とは何だろう?
読書は良いと言われるが具体的には何が良いのだ?
こういった問いにもしっかりと答えを用意してくれる本です。